reCameraの背面カバーをカスタマイズ

Seeed K.K.の松岡です。

reCameraの穴が気になってしかたありません。カチッとしたケースに仕上がっているのですが、未使用のコネクタの穴があるのでゴミが入ってしまいそうです。

reCameraはオープンソースなので、、、背面カバーのデータを利用して、穴をふさいだ背面カバーをカスタマイズしてみたいと思います。

ふさぎたい穴と怖い磁石

ふさぎたいのは、有線EthernetコネクタとTFカードスロットです。ついでに、UserボタンとRebootボタンも。

背面カバーを外してみたところ、磁石が入っていました。これも無くしたいですね。(カセットテープ、フロッピーディスク世代なので、磁石を見るとメチャクチャ怖い。)

背面カバーの3Dデータ

reCameraのハードウェアに関するものはSeeed-Studio/OSHW-reCamera-Seriesリポジトリで公開されています。

github.com

手元reCameraは2002w 64GBで、内蔵しているBase BoardはB101という種類です。 B101の背面カバーを探すと、、、reCamera_Base_Board/B1_Default/Modelに見つかりました。(ディレクトリ名が分かりにくい😅)

このような3Dデータです。よく見ると、USB穴のところとか、ボタンのマークが現物とちょっと違いますが、これを使うことにします。

穴をふさぐ @Fusion

recamera-basecover-4040-0904.stlをFusionで開くと、メッシュボディで表示されます。メッシュの操作わからん...。

ググって、なんとかソリッドボディに変換できました。ふぅ。

  1. 面のグループを生成
  2. 面のグループを結合
  3. メッシュを変換(プリズマティック)←有償ライセンスじゃないと使えないのかも?

ソリッドボディになればこっちのものです。 チョイチョイと操作して、穴をふさぎます。

3Dプリンタで出力

STLにエクスポートして3Dプリンタで出力します。

完成

ピッタリフィット!! 大満足です。

作ったデータをこちらへ置いておきます。 興味のある方はご覧ください。

github.com

まとめ

  • reCameraはオープンソース。
  • 背面カバーはネジ止めで交換が容易。
  • 背面カバーに磁石入ってる。

参考リンク

変更履歴

日付 変更者 変更内容
2025/3/18 松岡 作成