Seeed K.K.の松岡です。
reTerminalが日本で販売開始されて、Twitterやブログなどでチラホラとレビューを見かけるようになりました。 そんな中、案外多かったのが「重さ知りたい」というもの。ロボットへの組み込みを検討していて、重量が重要な要素のようです。
というわけで、今回はreTerminalの重量を確認してみました。
reTerminalの重さは?
先週は公式のスペック表に重量が書かれていませんでしたが、今週、追記されました。285gです。
手元のreTerminalをキッチンスケールで測ってみると、281gでした。だいたい一致しています。
reTerminalの部品の重さ
reTerminalを手に取るとわかるのですが、樹脂製のカバーがガッチリしていて重そうです。 そこで、reTerminalを分解して各部品の重さを調べました。
左下のむき出し基板(81g)だけでも動きそうな感じがします。
しかし、全面カバーにLCDとタッチパネル、光センサーが取り付けられているので、むき出し基板にするとヘッドレスになってしまいます。Wi-Fiが使えるようにダイポールアンテナ(12g)を追加して動かしてみたところ、OS起動してWi-Fiで接続することができました。(93g)
Wi-Fiが弱くてもOKならば、PCBアンテナを有効にするという方法もあります。その際は、/boot/config.txtの変更が必要です。
より軽く、小さく
必要な機能を絞って、もっと軽く小さくしたいという方は、ラズパイ公式のCompute Module 4 IO Boardをカスタムする方法もあります。簡単ではありませんが、、、わたしだけの最強のCM4ボードを作ることができそうです。
Seeed Customization Service
手間をかけずにカスタム品が欲しい場合は、Seeedに発注することも出来るので、ぜひお試しください。
変更履歴
日付 | 変更者 | 変更内容 |
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2021/10/19 | 松岡 | 作成 |