Seeed K.K.の中井です。
今回はSeeeduino XIAOをPlatformIOでArduinoフレームワークを利用した開発ができるようにリポジトリが準備されましたので、セットアップ手順をご紹介します。
尚、本記事の内容については公式にサポートするものではありませんので、お問い合わせいただいてもご対応できませんのでご注意ください。

ここで利用するリポジトリは、公式のArduinoリポジトリとは異なるため、一部実装の違いがあります。公式のリポジトリは、Adafruitのリポジトリをforkしているので独自の実装が入っていたりします。例えば、Serial.printf()などです。
- 公式のリポジトリ:https://github.com/Seeed-Studio/ArduinoCore-samd
- 利用するリポジトリ:https://github.com/SeeedJP/ArduinoCore-samd
Seeeduino XIAOとは
SAMD21を搭載し、20x17.5mmサイズの非常に小型なコンピューターです。 基板サイズが小さい分I/Oピンは少ないのですが、UARTやI2C、SPI、GPIO、Analogなどを利用することができます。
このブログでもXIAOの紹介をしていますので是非ご覧ください。
PlatformIOでXIAO用のプロジェクトを作成
早速プロジェクトを作成します。 PIO HOMEのProjet Examplesをクリックします。

Lチカサンプルのarduino-blinkを選択してImportするとプロジェクトが作成されます。

画面左にあるEXPLORERからplatformio.iniを選択し、設定を変更します。

platformio.iniの初期状態では、対応するボードの設定が複数記述されていますが、 XIAOを追加するために下記設定で上書きしてしまいます。
[env:seeeduino_xiao] platform_packages = framework-arduino-samd @ https://github.com/SeeedJP/ArduinoCore-samd#seeeduino-xiao platform = https://github.com/SeeedJP/platform-atmelsam#seeeduino-xiao board = seeeduino_xiao framework = arduino
これでプロジェクトの設定は完了です。 ステータスバーにあるアイコンからBuildやUploadなどが使えるようになります。

便利な機能
PlatformIOでの開発は、Arduino IDEに比べて開発ツールが充実しているのが魅力的なところです。 例えば、Visual Studio CodeのIntelliSense (intelligent code completion)やCode Navigationが利用できるようになるので、開発効率が向上します!


変更履歴
| 日付 | 変更者 | 変更内容 |
|---|---|---|
| 2020/5/13 | mnakai | 作成 |