SenseCAPとLoRaWAN、どれを買えばいいのか

Seeed K.K.の松岡です。
SenseCAP製品、ぼちぼちと日本で買えるようになりましたね。SenseCAP製品は数年前(2019年頃?)から生産していて、現在までに何度かモデルチェンジしたりサービスをアップデートして継続提供しています。わたしが言うのもなんですが、ネットで検索するとドバっといろんな情報が出てきてわけがわかりません。マジで辛い。

そこで今回は、SenseCAPとLoRaWAN、まずはどれを買えばいいのかを紹介します。

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LoRaWANセンサーのSenseCAPを設置してみました

昨年にSeeedのLoRaWAN対応デバイス「SenseCAP S210Xセンサー」の技適認証を取得しました。現在は国内の販売店さんの方で取り扱いしてくださっています。

今回、検証用のSenseCAP S2100 LoRaWAN Data LoggerとSenseCAP S2110 Sensor Builderを入手したので組み合わせて動作検証してみようと思います。

SenseCAP S210Xセンサーシリーズの特徴
  • LoRaWAN対応、長距離伝送が可能
  • スマホで簡単設定 (Bluetoothで接続する専用のアプリを使用)
  • 屋外でも利用できるIP66準拠の筐体を採用
  • 大容量バッテリーを内蔵

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reTerminalでRaspberry Pi OS "bookworm"を動かす

Seeed K.K.の松岡です。
2023年10月10日にDebian 12(コードネーム"bookworm")ベースのRaspberry Pi OSがリリースされました。Raspberry Pi Imagerでも、デフォルトで"bookworm"が選ばれています。しかし、Seeedが提供しているデバイスドライバ(Seeedデバイスドライバ)が"bookworm"に対応していないので、reTerminalに"bookworm"を入れて動かすことができませんでした。
11月に入って、SeeedはSeeedデバイスドライバをアップデートしてreTerminalで"bookworm"ベースのRaspberry Pi OSが動くようになりました。よかったよかった。
そんなわけで、reTerminalのセットアップ手順を書いておきます。

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LoRaWANデバイス開発用ボード「Wio Tracker 1110」が登場

近年、Seeedが注力しているLoRaWANの開発用デバイスがリリースされます。 LoRaWANで開発してみたいというユーザーには必見です!

Wioシリーズに新たに追加されるのは、LoRaWAN対応「Wio Tracker 1110」です。 コンパクトなサイズと豊富なインターフェースを持ち、ArduinoとLoRaWANプロトコルスタックに対応しているため、Tracker用途やLoRaWANを使ったアイデアを実現するための最適な選択肢の一つになります。

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