Wio Node対応Grove アップデート

Seeed K.K.の松岡です。
Wio Nodeの対応Groveのアップデートを案内します。

日本のWioサーバー(wiolink.seeed.co.jp)のGroveドライバは、GitHubのGrove_Drivers_for_Wioで管理しています。

今回は、2021/10/28から本日までのアップデートを案内します。

  • Grove - SCD30
  • Grove - SCD41
  • Grove - ADS1115
  • Grove - SHT41
  • 汎用パルスカウンタ
  • 1ワイヤ温度センサーの改善

Grove - SCD30

Grove - SCD30を追加しました。
CO2濃度、温度、湿度の測定と、キャリブレーションを実行できます。

Grove - SCD41

Grove - SCD41を追加しました。
CO2濃度、温度、湿度を測定できます。

Grove - ADS1115

Grove - ADS1115を追加しました。
アナログ信号を16bitのADコンバータで測定できます。信号数は4本まで。ADコンバータは16bitですが、アナログの入力レンジを±4.096[V]に設定しています。0~3.3[V]が0~26400と約14.6bit相当なのでご注意ください。

Grove - SHT41

Grove - SHT41を追加しました。
温度、湿度を測定できます。また、結露による測定値ズレを防ぐための、ヒーターを動かすことができます。

汎用パルスカウンタ

デジタル入力のパルスを数えるパルスカウンタ(Generic Pulse Counter)を追加しました。
Wio Nodeの電源が入っている期間、デジタル入力の信号立ち上がり回数を積算します。積算した値と稼働時間を取得できます。また、取得時に積算をリセットすることが可能です。

1ワイヤ温度センサーの改善

1ワイヤ温度センサーの動作が安定するよう改善しました。

変更履歴

日付 変更者 変更内容
2023/3/20 松岡 作成