Wio LTE Cat.1 + FreeRTOS

Seeed K.K.の松岡です。
ブログ久しぶりに書きます。最後に書いたのは4/28なので、約1.5ヵ月ぶり。
Wio LTE Cat.1、発売開始から2年以上経っていますが、いまだに根強い人気で多くの方にご利用いただいておりますありがとうございます。

seeedjp.github.io

Seeed K.K.では、手軽に開発ができるようArduinoプラットフォームを提供しています。(MbedやC#はどうなったんだというのは忘れてください) 最近はお試しのフェーズから実用のフェーズに移ってきたようで、スレッド/タスクを立ててコード可読性を良くしたいとか、平行に実行したいという話を聞くことが多くなりました。

そこで今回は、Wio LTE Cat.1でFree RTOSを動かす方法を紹介します。

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Wio 3GやWio LTE M1/NB1(BG96)のデバッグができるArduino Pro IDE

執筆時点ではベータ版 (バージョン0.0.6) がリリースされているArduino Pro IDEですが、気になる機能を搭載しているので早速使ってみました。

追記
  • バージョン0.1.0ではデバッグ不可
  • バージョン0.1.2ではデバッグ可能 (SeeedJP STM32 Boards by Seeed K.K.: 1.5.0)
  • バージョン0.1.3ではlaunch.jsonを設定する事でデバッグ可能 (SeeedJP STM32 Boards by Seeed K.K.: 1.5.0)

Arduino Pro IDEの新機能

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デバッグができるようになることも嬉しいことですが、入力途中の内容を自動的に補完してくれるオートコンプリート機能や、Go to Definitionなどの機能も備わっているのです!(非常に助かる!いちいちヘッダーファイルを開いて派生元をたどって、、という作業から解放されます!!)

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micro:bit(マイクロビット)用のビジュアルプログラミング環境でGroveモジュールを使う 〜マイクロビット用Grove Inventor キット〜

Seeedさん社内の人ではなくユーザという立場ですが、本ブログで記事を書かせていただくことになりました豊田(@youtoy)です。

今回、プライベートの活動(技術系コミュニティの活動や子ども向けのプログラミングサポートの活動)でよく利用している、下記の製品「マイクロビット用Grove Inventor キット【SKU 110060762】」を紹介させていただきます。

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Seeeduino XIAOをPlatformIOで開発

Seeed K.K.の中井です。

今回はSeeeduino XIAOをPlatformIOでArduinoフレームワークを利用した開発ができるようにリポジトリが準備されましたので、セットアップ手順をご紹介します。

尚、本記事の内容については公式にサポートするものではありませんので、お問い合わせいただいてもご対応できませんのでご注意ください。

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