Seeed K.K.の松岡です。
発売開始してから2年経っているWio Terminalですが、弊社製品にしては珍しく(😅)書籍が出ています。し・か・も、日本語で!
今回は、わたしが持っているWio Terminalの書籍3冊を紹介します。
1冊目:「Wio Terminal」ではじめるカンタン電子工作 / 工学社
多数の電子工作書籍を書いていらっしゃる、大澤 文孝さんによるWio Terminalの本です。
Wio Terminalが内蔵しているディスプレイや加速度センサーや、Wi-Fi通信、BLE通信など、一通りの機能を網羅的にArduino(C++言語)で解説されています。
また、ハンダ付け不要でWio Terminalの機能の拡張できるGroveコネクタを活用して、温湿度計と赤外線学習リモコンの作り方が書かれています。
2冊目:基礎から学ぶ組込みRust / C&R研究所
Rust普及に尽力されている中林 智之さん、井田 健太さんによるRust言語を使った組込み開発本です。
Rustの紹介に始まり、組込みRust、デバイスを用いて実践という流れで解説されていて、デバイスにWio Terminalを採用いただいています。
弊社、中井のブログ。
「基礎から学ぶ組み込みRust」を読んで、Rustのコードを書いてみた - Seeed K.K. エンジニアブログ
3冊目:基礎から学ぶTinyGoの組込み開発 / C&R研究所
TinyGoのコントリビュータをされている高砂 正哲さんによるGo言語を使った組込み開発本です。
Go言語を一通り解説後、Go/TinyGoでハードウェアの使い方、アプリケーション作成と解説されていて、デバイスにWio Terminalを採用いただいています。
終わりに
どの書籍も日本人が執筆したもので、読みやすく丁寧に書かれています。執筆者ならびに関係者の情熱、努力には本当に頭が下がります。ありがたい。たまに、翻訳本で辛いのありますよね...
年末年始に、Wio Terminalと書籍で新しい言語にチャレンジするのも良いのではないでしょうか。
変更履歴
日付 | 変更者 | 変更内容 |
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2022/12/2 | 松岡 | 作成 |